気がついたら2ヶ月も更新してませんでしたかそうですか。

おかげさまで元気に過ごしております。ご心配のお声をいただきありがとうございます。

この2ヶ月何をしていたのかと申し上げますと日常臨床の他に

・出張診療

AE(札幌会場)参加

・書籍の記事原稿(もうそろそろ出版予定)

・講演会、セミナーへの参加

・講演会の運営お手伝い

・これからのセミナーの準備

・コラム執筆

…等々なかなか充実した毎日を送っております。1日休みってのはほとんどない様な感じです。

ということを言い訳に更新をサボっておりました。ブログのネタ的には様々あるのですが、記録をすることをすっかり忘れていて習慣にならないとなかなか難しいものがあります。

さて先日、、、と言っても1ヶ月も前の件ですが埼玉県所沢市にペンエンド関東支部会の講演会を開催してきました。

 

 

 

 

 

 

6人の演者が

歯髄と根尖部の診査・診断

・根尖性歯周炎の難治化、無菌的治療の重要性と無菌的処置の実際

・根管形成・根管洗浄

・根管貼薬・根管充填

・根管治療後の修復処置

・外科的歯内療法

と歯内療法についての着手から修復、治癒しない場合の対応まで1日で一歩一歩進んで学習できる様なプログラムになっており、僕はその中で「根管貼薬・根管充填」について講演させていただきました。

 

 

 

 

 

 

根管貼薬とは根管の中に感染した細菌を減らすために、治療と治療の間に使用する薬について選択法、使用法などについて、また根管充填とは根管の中の細菌を十分に減らしたのちに細菌が再進入や繁殖しない様にする充填のことで、材料の選択、充填法などについて講演させていただきました。

限られた時間の中ではありますが、要所を抑えた内容だったとなかなか好評の感想を参加の先生方からいただき、恐縮しつつも次回はさらに充実した内容になるべく文献を読み漁っております。

材料や器具や薬、というのは日進月歩で進化しておりどんどん最新のモノが出てきており情報を整理するだけでもなかなかです。

しかしながら人間の体というものは昔から変わらず生物学的な基本をしっかり抑えて治療すれば、治癒に導けることが多いのも事実です。

最新が最良、というわけではありませんが、正しい情報と正しい研究結果を吟味して最小の介入で最大の効果が得られるよう研鑽を進めてまいります。

次回は来年2月25日、千葉県船橋市で開催予定です。

院長:高橋