デンタルショー…何年か振りに参加してきました。

隣ではPet博2016をしていてワンちゃん連れがいっぱいいらっしゃいましたよ。

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要は歯科関連の機材展示会というもので様々器具機材が一度に見ることができる新製品好きであればわくわくするようなイベントが先日横浜でありました。

正直新製品好きではない院長がなぜ参加したのか?

 

当院、1999年に開業しまして今年で18年目を迎えます。さすがに色々ガタがきて…というわけではありませんが、診療体系も変わってきたし院内リニューアルも考えましょうか、ということで横浜デンタルショー、参加です。

現在の華は”CAD/CAM”なんでしょうか?会場にもCAD/CAMストリートなるものもあり、大変に賑わっております。

ここ数年、歯内療法(根の治療)を専門的に学習してきたせいか他の分野、インプラントの最新システムや、歯科用CAD/CAMシステムについては全くついていけない院長です。今回、CAD/CAMストリートは近づいておりません。

歯科用CAD/CAMシステムについて詳しくはこちらを見てください。(Wikipediaへのリンクです)

さて、今回の目的である歯科用チェアユニット、いわゆる診療台ですけど、これも開業時(18年前)とは比較にならないような種類があって選択に迷います。

照明は明るいLEDライト、モーターは回転数がリアルタイムで表示、ソファのようなふかふかなシート、インプラント時には手術器具を置くことのできる広いテーブル、パソコンモニターを設置してレントゲンを表示、トルクコントロールのモーターも備え付け、等々…

素晴らしい機能満載です!

しかしながら当院のように歯内療法(根の治療)に特化した診療スタイルですとそれぞれの機能が今ひとつという感じが…

照明はマイクロスコープの方が強力ですし、歯内療法専用のモーターはトルクコントロールやオートリバースも搭載ですし、インプラントしませんし、パソコンも診療台には必要ないし、チェアユニット自体は非常にシンプルな構成でいいんです。それぞれの専用の器具の方がやはり餅は餅屋という状態で。

また、一つの機械で機能満載になるとそれぞれの機能は平均的なところで収まりがちになりますしね。

歯科治療も一軒の歯科医院でなんでも行う機能満載なところですとそれぞれの診療科目は平均的なところがおおいのではないでしょうか?治療の目的が保険治療で行う、ということであればそれで良いと思います。

もちろん、一軒の歯科医院で全般的にレベルの高い治療を提供している歯科医院があることも存じ上げております。

しかしながら一般的にはかかりつけの歯科医で衛生管理と一般的な治療を受けながら難易度が高かったり難治性だということがわかった時、「ここぞ!」という時などには各診療科目に特化した歯科医に診てもらう、というのが実は近道だったりするんです。ここ数年は私自身ものすごく実感しております。

「ここぞ!」という時に選んでもらえるように日々また精進していきたいと思います。

それにしても横浜、都会ですね〜群馬とは大違い。

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院長:高橋