定期検診にてむし歯を発見したケースです。
「定期検診でむし歯を発見」というトコロがこの場合非常に重要な要素でして、患者さん本人が気づいたものではないということになります。
自分で気づく時ってどんな時でしょう?
・痛くなった?
・穴があいた?
・歯が折れた?
・腫れた?
当然他にも様々な時に患者さん本人が気づくことってあると思いますが、今回は自分では気づかず…言い換えれば気づかないような状態のむし歯です。
でも深い…歯肉の中でむし歯の進行があったりすると気づかないうちに深くなっていることも少なくありません。
でも今まで痛みもなく違和感もないとのこと。
症状が出たら神経を取りましょう、という了承の元神経を残す治療でむし歯治療を行いました。
白く写っているものが詰めたプラスチックです。
実は術中は神経が一部露出し、神経を保護する薬を詰めて、その上にプラスチックを詰めています。
こういう治療は経過が大事。
8ヶ月後。
根の先に病気もないし、健康状態を確認してほっとしています。
これからも丁寧に経過を診させて下さいね。
院長:高橋