お待たせ致しました。え?待ってない?まぁそう言わずに、、、正解の発表です。
よくわかりませんよね、、。もうちょっとわかりやすくします。
前日のどちらも副根管で主根管は青いマルの部分です。
副根管が人工的な物か解剖学的な物かは僕に知る由もありませんが、とにかく2カ所、穿孔していますので、封鎖性のよい材料で充填しないと再感染の可能性がかなり高くなります。
が、先に埋めちゃうと主根管の治療もできませんので、主根管を拡大形成、化学的洗浄を行って、キレイにしてから根管を充填、と。その後、穿孔部を充填する訳ですが、上の方は歯肉溝内への穿孔でしたので歯肉の整形も伴いながら内側からと外側からアプローチします。下の方の穿孔は骨内なので内側からのみのアプローチで充填。予後を見ながら経過が思わしくなければ外科的にアプローチして穿孔部を封鎖します。
封鎖の材料は封鎖性の高いMTAを使用しますので、硬化を確認するため来院回数が増えてしまいすが、メリットの方が大きいので患者さんに説明し納得して頂きました。
術後のレントゲンです。
穿孔部はいたずらに拡大せず、洗浄を丁寧に行いMTAセメントにて封鎖。現在術後4ヶ月。おかげさまで経過は順調です。
院長:高橋