第35回日本歯内療法学会学術大会①はこちら
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これで学術大会のブログは終わります。(笑)お付き合い下さりありがとうございます。
私出身大学が日本歯科大学新潟生命歯学部なんですが、学生時代の思い出の食事ってあるじゃないですか?皆さんそれぞれおありでしょうけど、僕にとってはそのうちのひとつが新潟四川飯店なんですね。学会会場から近い、といこともあってそこでランチしようと家族と待ち合わせ。朱鷺メッセでは羽生選手などによるアイスショーが開催されてまして通常よりも渋滞が酷いらしく時間がかかりましたが無事合流。
新潟四川飯店もほんのちょっとの待ち時間で席につく事ができましてそれぞれメニューを注文してさていただきます!というステキなタイミングで携帯に着信。日頃からお世話になっている前橋市ご開業の笛木先生です。
「先生、今どこですか?重要なことがございまして今から会場に戻ってきて下さい!」
「これから家族と食事なので1時間後くらいになりますけどいいですか?」
「……わかりました…じゃ会場についたらすぐ連絡してください…」
一応言っておきますが普段笛木先生って超優しいんですよ。戻って来て!なんて言わないんですよね。普段そういうこと言わない人からそういう風に言われると一体何をしてしまったのかとドキドキする訳です。
と言いながらも美味しく四川麻婆豆腐を頂き会場に向かいます。何か忘れ物でもしたのかな~なんて言いながら…
会場について笛木先生に連絡入れまして合流。超笑顔。顔がくしゃっとなって右手を差し出してきます。
「????」
「おめでとう!大会会長賞ですよ!」
「????????」
「だから先生が大会会長賞受賞なんです!」
「!!!!!!!!」
「表彰式があるので、それまで帰らないで下さいね(笑)」
「あ…りがとうございま…って本当ですか?」
「嘘言っても何の得もないよ!」
「あ、じゃあ家族に言ってきます」
妻に受賞したこと、表彰式までいるので遅くなることを伝え終わる時間を伝え会場に戻ります。
正直実感湧きません。記憶もありません、この時が来るまでは。
「大会会長賞、高橋宏征先生」
どうも本当の様でした。
過去の受賞された先生のお名前を拝見するとどうも場違いな気もしますが真の受賞者に近づける様研鑽を続けていこうと決意を新たに頑張ります。
大会会長を務められました新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔健康科学講座 う蝕学分野教授 興地隆史先生と。
今回の日本歯内療法学会学術大会は僕にとって最高の思い出です。
今まで指導して下さった石井宏先生をはじめとするペンエンドの講師陣の先生方、共に学習しているメンバーの先生方、群馬で一緒に勉強しているスタディクラブの先生方、支えてくれたスタッフ、そして信じてついてきてくれた患者さん、ありがとうございました。今後もより一層精進してまいりますのでよろしくお願い致します。
院長:高橋宏征