虫歯の進行状態別とそのまま放置するとどうなるのでしょうか？
むし歯が進行して歯の歯髄（いわゆる神経）に近くまで進行している状態になると…
むし歯が痛くないからと放っておくと、冷たい物、熱いものがしみたり、何もしなくてもズキズキと痛むようになってしまいます。
このような段階では、むし歯を完全に除去しても歯髄（いわゆる神経）が露出しない、露出したとしても小さい場合は歯髄（いわゆる神経）を残せる可能性があります。
しかしながらむし歯を除去した時に歯髄（いわゆる神経）が大きく露出してしまったり、術後症状が出てしまうような場合は歯髄（いわゆる神経）を除去する治療が必要になります。
治療しないで放っておくと…
さらにむし歯が進行して歯の歯髄（いわゆる神経）に細菌が感染した状態になります。
冷たい物、熱いものが持続してしみたり、噛みにくくなったり、何もしなくてもズキズキと痛んだり、日によっては痛みを感じなくなったりします。
このような段階では、歯髄（いわゆる神経）を除去し、根の先への細菌の感染を予防する治療が必要になります。
治療をしないで放っておくと…
さらにむし歯が進行して根の先の骨の中に細菌が感染した状態になります。
ここまでくると逆に冷たいものや熱いものでの痛みが無くなったりしますが、噛むと痛くなったり、ある日突然歯ぐきが腫れたりして骨の痛みが発現します。
このような段階では、歯髄（いわゆる神経）を除去し、根の先への細菌の感染を治癒させる治療が必要になります。
治療をしないで放っておくと…
さらにむし歯が進行して歯そのものがなくなってしまう状態になります。
このような段階では、抜歯をする治療が必要になります。
