「右の下に違和感があるんです…」

明らかな激しい痛みがなくともなんとなく違和感があったり、疲れたりすると歯が痛む、そんなことってありますよね?

歯科医院での診査では緊張感もあるのか、たまたまなのか、症状がはっきりしないことも少なくありません。

今回の症例もそんなケース。

治療前の状態です。

治療前

左の歯には白く写っている詰め物があります。

左から2番目は写ってませんがプラスチックのような詰め物がしてあります。

左から3番目は白く写っている詰め物があります。

レントゲンで見る限りはどの歯が原因であっても不思議ではありません。

それぞれの歯は冷たいもので若干しみるもののどれも同じような反応。

噛むと痛い、とのことでしたが診査時点では特別問題もなく…

診査してみてもどの歯が原因なのかはっきりしません。

このようなことってありませんか?当院では結構あるんですよ。

こういうイマイチはっきりしないときはどうするか?

 

 

当院では…「待ちます」

 

 

痛いのを放っておくのは確かに心が痛みますが、痛くもない歯を削ってしまうことはもっと心が痛みますので、申し訳ありませんが、痛みの原因となる歯の特定ができないような場合、時間をかけて診断をつけていきます。

はじめて症状が出たときからどれくらい時間が経っているのか、痛みの程度にもよりますが、「待って」症状がでてくるのを待ちます。都合がつくようであれば痛いときにいらしてもらって診査することもありますし、都合がつかないようであれば、どの歯に症状を感じるのか患者さん自身にしっかりと記録してもらいます。

また、痛みが強く出ているのに診査上全く問題ない場合もあります。

今回は半年くらい待ちましたでしょうか、痛みが出た出た!ということでその時点で診査して原因歯を特定!

患者さんは痛い思いをして大変お気の毒ではありますが特定できれば治療開始です。

で治療後

治療後1

根管治療を無事に終えまして症状も取れてくれました。

怪しいから、詰め物があってないから、と安易に治療に手をつけるのは歯を失うことに繋がります。しっかりと診査診断をして(それでも100%でないところが人のカラダを扱う難しさでもあるのですが)きちんと治療をすることが歯を残すことにつながると当院では考えています。

 

院長:高橋