PESCJ(ペンエンドスタディクラブインジャパン)という歯内療法・根管治療の専門医のスタディークラブに所属している院長ですが、その1年コース、ペンエンドプログラムインジャパンを無事卒業し、群馬県で診療をしている先生達とペンエンド群馬という分科会を不定期に開催しております。
元々は歯内療法・根管治療を専門医レベルまでに学習、トレーニングを行い日々の臨床に取り組んでいるわけですが、ひとりで継続して学習、トレーニングをし続けるにはかなりの意志が必要です。
そこで、せっかく同じ県内にいるわけですし、今までお互いに切磋琢磨しお互いのケースやプレゼンなどを聴講しアドバイスをやりとりしていたと言う経緯から一ヶ月に一度くらいは会って勉強しましょうか、ということで2016年に入ってから一ヶ月に一度、とまではいきませんが一ヶ月半に一度くらいのペースでしょうか、それぞれの医院に集まって専門書を読んだり、論文を読んで自分なりの解釈を意見しあったり、お互いの症例を見せ合ってどうアプローチするか、など研鑽してたわけです。
今年に入ってそんな本当に地味な活動がひょんなことから群馬県のみならず近県の先生方の知るところとなり、せっかくの機会ですからと、群馬県と近県の先生方も交えてケースプレゼンを通じて歯内療法・根管治療の勉強会を行なっております。先月は感度の高い15人ほどの先生方が集まり開催されました。
院長、高橋は「歯内療法専門医との連携のための意思決定」というタイトルで歯内療法専門医とどの様に連携していくのか、また根の治療が必要な患者さんにとって正しい応急処置の対応の方法や感染を広げないための処置等について一緒に勉強させていただきました。
患者さんにはまだ知られていないことかもしれませんが、歯科医学も研究が進み診療の細分化が進んでいます。ひと昔まえではできなかった治療ができる様になっていることも事実で、保険制度が一部追いついていないという現実もあります。
常に情報アンテナを張って研鑽している歯科医師は、歯内療法のみならず専門医との連携を始めています。
専門医との連携しチーム医療を行なっている歯科医師は自身の診療に自信のある歯科医師なのです。
ですので、もし「専門医の治療」という選択肢をかりつけの先生から提案されたらそのかかりつけの先生は自信を持って患者さんを診療している、とご安心ください。
もし、ご紹介されて当院に来院されましたら誠心誠意診療にあたらせていただきますので宜しくお願い申し上げます。
院長:高橋