根管治療、いわゆる根の治療にはラバーダムが重要なんですがなかなか行われていないのが実情です。
当院も例外ではなくほんの数年前まで行っておりませんでした。
しかし、根管治療の勉強を続けていくにつれその重要性を認識いたしまして現在では全ての根管治療、ほとんどの虫歯治療に使用しております。
ラバーダムのキモと言いますか勘所はただ単にラバーシートを被せる、ということでなく、
①ラバーダムをかける前の外周のう蝕の徹底的除去(マイクロスコープを使用した方が過不足のない除去が可能、すなわち削り過ぎたり残してしまったりすることが極端に減ります。)
②ラバーダムをかけるための隔壁作製(失われた歯質の回復、これもマイクロスコープを使用した方が接着面の気泡等を避けることが出来るでしょう)
③ラバーダムをかけた後のスキマを埋める
ということが必要で、ラバーダムをかけるだけでは不十分であるといえます。
僕が所属しているスタディーグループで、ラバーダムの重要性についての動画が掲載されています。
4分ちょっとの動画ですので、ご興味のある方は見てみてください。動画はコチラ。
院長:高橋