平成11年7月にひので歯科医院を開院し、みなさまのおかげを持ちまして今年で18年目を迎える事ができました。
歯科医師として研鑽を重ねるうちに歯内療法(根の治療)の世界標準の治療水準と日本の(特に保険診療においての)治療水準にかなりの差があり、本来であれば十分残せる歯でも「抜歯」と判断されることをたくさん見てきました。
日本の国民皆保険制度はとても素晴らしく社会保障の一つとしてなくてはならないものであると信じています。
しかしながら保険医療機関であれば保険のルールを遵守しなければならず、治療を行うにあたりかなりの制約があることも事実です。一部の治療分野において、医学水準と保険医療制度の基準での乖離があることも事実です。
また、患者さんの立場からすると、自分の歯をできる限り残したい時に、どの歯科医院で治療を受ければいいのか非常にわかりづらく、科学的根拠に基づいた歯内療法(根の治療)を行っている歯科医院はどこなんだろう?と探す目安がないのも現状多いと思います。
そこで、当院はそのようなお悩みの患者さんのニーズにお応えするために、18年目をスタートする2016年7月に保険医療機関を辞退し、歯内療法に特化した歯科医院へと院内をリニューアルいたしました。
平成28年8月現在、群馬県唯一の根管治療専門医院となります。
・歯の根の治療をしたのに痛みや腫れが治らない…
・根の治療後、ずっと違和感が続いている…
・痛みや腫れが出るたびに、抗生物質を飲んている…
・もう半年も治療を続けている…
・歯ぐきにずっとオデキができている…
・今のうちに抜歯をしてインプラントにしましょうと言われた…
・「もうこれ以上治療できません」と言われた…
・何度治療しても再発を繰り返してしまう…
・虫歯が大きい…
このようなお悩みを抱えておられる患者さんで、世界標準の歯科医学で、できる限りの治療を受けて後悔なく過ごしたいご希望があるようであれば是非、当院での治療を受ける、ということを選択肢の一つに入れていただければ、と思います。
現在では、群馬県内、近隣の他県の患者さんのかかりつけ歯科医院より紹介を受けて歯内療法のみを当院で行い、その他の補綴(被せ物)や噛み合わせの治療、メインテナンスをかかりつけ歯科医院で行う、というかかりつけ歯科医院と専門医院との連携のチーム医療を行っています。
もし歯内療法(根の治療)でお悩みがあるけど、ちょっと遠いから続けて通院できない、普段はかかりつけ歯科医院で定期検診を行っている、などの患者さんは是非チーム医療も選択肢の一つに入れてみてください。
院長:高橋