気がつくと今年も残りわずかになっております。

ブログの更新が滞っておりまして、隠れファンからは楽しみにしてるよ、などと声をかけていただいておりますが、特別体調が悪いなどということはなく、忙しく充実した日々を送らせていただいております。

「先生、左下の歯が時折重い感じがするんですけど…」
「最近が歯が浮いた感じがするときあるんですけど…」
「たまに違和感あるんですが、痛い、というほどではないんですが…」

 

そんな、「すごく痛いというワケではないけど…」

重い感じや浮いた感じ、違和感などを訴える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時、「よくわからないけど様子みましょう」ならまだしも、

「じゃあとりあえず神経(歯髄)の治療しておきましょうか?」なんて軽い気持ちで治療に入ること、ありませんか?

・違和感

・とりあえす神経(歯髄)の治療

・治療をしてるけど治らない

・治療が終了したけど再発

・腫れや痛みを繰り返す

・抜歯

 

このようなシナリオ、決して少なくありません。

しかしながら、患者と真剣に向き合う歯科医師はこのようなことはありません。

 

担当の歯科医師は診査診断をして神経(歯髄)に顕著な異常所見を見つけられなかったので、患者さんに対し

・このまま経過観察を継続する

・より詳細に診査してもらうために専門医に紹介する

と治療プランを提示したところ、当院に紹介されて来院されました。

患者と真剣に向き合う歯科医院は(とりあえずの)治療はしません。本当に患者にとって何をすべきか、自分の診療に自信があるからこそ、専門医と連携を組んで患者さんを第一に考えて診療しています。

当院の診査診断の結果でも、やはり特別神経(歯髄)に異常な所見は見られませんでした。

・このまま経過観察をする

・詰め物を外して治療をする

という治療プランを提示したところ、

「いえ、気持ち的にもスッキリしたいし例え神経取ることになっても構わないのでしっかりと治療してください。」

もちろん、全てのケースでハッピーエンドではないですが、専門医と連携する事で余計な治療を回避することもできるのです。

あなたのかかりつけ医はあなたと真剣に向き合ってくれていますでしょうか?

必要な時に必要な医療機関へ紹介してくれること、それもかかりつけ医としての責任なのかと思います。

 

院長:高橋